「もったいない」のその先へ。
使い捨ての文化から、モノに愛着を持った暮らしへ。
株式会社タイヨーは本来であれば捨てられるはずの余った資源に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、
新しい製品にアップサイクルして生まれ変わらせます。
目次
3Rプロジェクトとは
Reduce(発生抑制)・Reuse(再使用)・Recycle(再生利用)の3つのRを実現するため、
「廃棄物」から「資源」に変えるプロジェクトです。
3Rプロジェクトの中から新規事業として“re:Rezin”という名のバイオマスプラスチックを開発しました。
間伐材の端材や、食品残渣をプラスチック樹脂に配合することで、限りある資源をアップサイクルし有効活用することを可能にしました。
re:Rezinは環境にやさしく、捨てられるはずだった自然のチカラを、余すことなく活用した「自然と生きるプラスチック」です。
バイオマスプラスチックのメリット
石油由来プラスチックの使用量減少
従来の石油由来のプラスチックと比較して、 CO2排出量を減らすことが可能となります。
カーボンニュートラルの実現
日本は脱炭素社会に向けて、2050年までにCO2排出量の実質ゼロを目ざしています。その潮流のなか、企業がバイオマスプラスチックを採用することは、未来へ向けたトレンドに合致しています。
残渣の活用による食品ロス解決
本来であれば、捨てられていた食品残渣(コーヒー、モルト、おから、酒粕、野菜・果物)を活用して食品ロス削減に貢献することができます。
竹害等により発生した資材を地産地消できる
木材加工で発生する木くずや竹など、従来は廃棄されていた原料を有効活用できます。
企業が実現すべきエシカル要素への対応
エシカルの観点から見たとき、企業の「脱炭素への努力」は大きな課題。この全世界的なトレンドのなか、企業はもはや利益を追求するのみならず、環境保全に関する責任を果たさなければなりません。
バイオマスプラスチック活用は、ステークホルダーに対し、環境問題への取り組みをアピールすることができ、同時にPR効果をも見込むことができます。
バイオマスプラスチックの強み
弊社(株式会社タイヨー)の独自の強み
残渣の発生回収~ペレット製造~樹脂成型~名入れアッセンブリまで一貫して国内製造します。
企業様が持ち込む残渣や有機廃棄物を利用して、ペレットを作ることが出来ます。
企業様で発生した残渣からペレットを製造した場合、独自の残渣を排出した企業に、樹脂や製品の形にアップサイクルして戻すことにより、完全なサーキュレーションの取り組みとして活用することが出来ます。
(※試作が必要になります。残渣の特徴によって出来ない場合もあります。)
下記は弊社取扱残渣
弊社が提供するサービス
弊社の残渣で、商品に名入れ
環境に対する取り組みをアピールするために、環境配慮型の商品でお客様とのコミュニケーションをとりたいとお考えの方
弊社re:Rezin製品はこちら / 弊社取扱残渣はこちら
まずはどんなことでもご相談ください
お問い合わせ
バイオマスプラスチックができるまで
残渣を商品にアップサイクルするのには、多くの工程が必要になります。
まずは残渣を回収します。回収した残渣は水分を含んでいる場合、しっかりと乾燥をさせます。
その後、特殊な技術で樹脂と混ぜ合わせ、残渣を含んだバイオマスプラスチックのペレットを製造します。
そのペレットを使用し、様々な商品を成型し、シルク印刷などで名入れを施し、グッズやノベルティとして完成します。
工程が多く製造するのはとても簡単とは言えません。しかし本来捨てられるはずだった残渣を活用することによって、エシカルな社会への貢献に繋がります。
市場動向
バイオマスプラスチックは、自動車・OA機器パーツ・食器やカトラリー・包装容器・レジ袋、アパレル市場にも浸透しています。
世界的にバイオマスプラスチックへの転換が進んでおり、環境負荷を減らす意識が強くなっています。
脱プラスチックへの取り組みは、新素材の開発や容器の繰り返し使用など方法があります。
我々は現在のブラスチックを、バイオマスプラスチックへと転換する誰でも取り組みやすい方法をご提案します。
さらに枯渇が心配される化石資源とは異なり、非枯渇資源での生産が可能です。
また環境配慮素材への切り替えは世界的な動きとなっています。それに対して企業は利益の追求のみならず、環境への配慮を考える余地が拡大しており市場へのアピールにもなります。
弊社は残渣回収からペレットの製造、成型、名入れ、パッケージのセットアップまでトータルにサポートしております。
国内残渣の回収から一貫して日本製の取り組みです。
弊社はバイオマスプラスチックの製造を通して、「CO₂削減・破棄物や食品ロス問題の解決・脱炭素社会への適用」に貢献します。
弊社の強みとして、既存商品への名入れ・ペレットの単体販売・オリジナル残渣からの樹脂や、オリジナル樹脂製品の製造が可能です。
SDGsへの貢献
バイオマスプラスチック製品を製造すること、ノベルティグッズとして活用することは、SDGsへの取り組みにつながります。
御社の環境保全への取り組みを、広く周知させることも可能です。
タイヨーは、潜在的な価値を持つ資源をバイオマスプラスチックへとアップサイクルすることで、8つのSDGs項目に貢献できていると考えています。